はじめての大人の休日倶楽部パス 東北の旅・前編

日常

少し前の話になりますが、はじめてJR東日本の「大人の休日俱楽部パス」を使って旅に出ました。
思っていた以上に良い経験ができたのでご紹介します。良くも悪くも参考にしていただければ幸いです。

「大人の休日俱楽部パス」って何?

「大人の休日俱楽部パス」とは、50歳以上で入会できるJR東日本の会員サービス「大人の休日倶楽部」で販売されている限定きっぷのことです。

年ごとに利用期間が設定されているのでいつでも使えるというわけではありませんが、5日間、JR東日本とJR北海道の鉄道が新幹線も含めて乗り放題となります。(指定席は6回まで利用可能です)

急遽、大人の休日倶楽部に入会してゲットした会員限定きっぷ

下記のサイトでご紹介していますので、ぜひ見てみてください。

新幹線も使える!お得に使えるシニア割引【旅行・鉄道 編】 
シニア割引ご紹介2回目の今回は「旅行鉄道編」です。お得に新幹線を含む鉄道に乗ることができます。

はじめての「大人の休日倶楽部パス」の旅へ出発

「なんてお得なんだ!でも、今年(2024年度)の利用期間がもうすぐ終わってしまう!急がねば!」という思いで勢いで入会しましたが、いざ、旅に出るとなると、「え、でも、どこに行けばいいだろう…」と状態に。お手頃のホテルも予約がいっぱいで空きがほとんどありません。

でも、せっかくだからパスを存分に使いたい!という欲張りな私は、考えに考え抜いた結果、下記の旅程で行ってきました!

コミチ
コミチ

今回の旅は素晴らしい雪景色でしたが、自然豊かな地域なので、他の季節でも素敵な旅行になると思いますよ♪

1日目:東京→田沢湖(秋田)

“雪の温泉宿に泊まってみたい!”という希望で、1日目は乳頭温泉が近くにある「田沢湖駅」へ。
仙台は牛タンを食べによく行くのですが、盛岡の先は初めて(北海道は除いて)です。ワクワク。

東京から田沢湖駅へ出発

大人の休日倶楽部パスを使って自宅最寄りのJR駅から乗車し、東京駅から新幹線で田沢湖駅へ出発します。東京駅の新幹線口では、取っておいた指定券と一緒に自動改札に通すと思いきやパスだけでした。

東京駅から新幹線で田沢湖駅へ出発!

盛岡までほとんど雪はありませんでしたが、盛岡を過ぎて田沢湖線に入ると想像を超える雪景色に一変しました。

新幹線の車窓から

田沢湖駅に到着。

送迎バスでホテルへ

田沢湖駅はコンパクトできれいな駅でした。ここから予約しておいた送迎バスでホテルへ向かいます。

空は少し明るくなりましたが、雪が舞っています。

無事、ホテル着。「亀の井ホテル 田沢湖」にお世話になります。以前は別のホテルだったようです。

泊まったのは本来は家族用の部屋なのか、一人なのにめちゃくちゃ広い部屋でした。
この部屋はホテルの中でも少し古めだったようで、写真を撮るのは控えましたが、水回りの設備はかなり年季が入っていました。綺麗好きな方は厳しいかなと思いました。(宿泊費が安くて、ギリギリまで空きがあったのはそのためかも知れません)
あまり気にならない方だったり、そういうことも含めて楽しめる方であれば、コスパ良いです。

暖房は石油ヒーターで普段使い慣れていない私は少し戸惑ってしまいました。

温泉に入って晩御飯へ。食事会場はリニューアルしてあり、とても綺麗な場所でした。ビュッフェ形式で、お寿司やステーキ、秋田名物の「きりたんぽ鍋」から優しい味付けのものまで多く揃っていて、とても美味しかったです。1日目はこれで終了、おやすみさい。

1回目のチョイス(おかわりしたのは言うまでもありません)

2日目:乳頭温泉→田沢湖→角館(秋田)→盛岡(岩手)

乳頭温泉「蟹場温泉」へ

朝食後すぐにチェックアウトし、路面バスで乳頭温泉に向かいます。🚌
(このバスは大人の休日俱楽部パスの範囲外です)

他にバスに乗る人はいなくて、ひとりでバス停だと思われる場所(雪でよく分からない状態)でポツンと待っていましたが、少し遅れて無事、バスがやってきました。よかった!雪なのでしょうがないですね。また、心配性の私は少し不安を感じていましたが、さすがに熊はまだ冬眠しているようです。🐻💤

コミチ
コミチ

トラップ用のはちみつ(投げて逃げる!)や、はったり用の傘(パッと開いて驚いているうちに逃げる!)を持っていこうか真剣に考えていたのは秘密です😅

雪でバス停が埋もれてましたが、無事バスで到着できました!

乳頭温泉にはいくつか温泉がありますが、私は今回、蟹場温泉をチョイスしてみました。さすがに写真は撮れませんが、雪の露天風呂は最高でしたよ♨️❄️

温泉から上がった後もゆっくりしたいところですが、次は角館に向かうためバスで田沢湖駅へ出発します。🚌

武家屋敷で有名な角館へ

田沢湖駅から新幹線で角館駅へ。
すぐに雪の角館へ到着。もちろん、こちらも初めて訪れる土地です。

コミチ
コミチ

ちなみに、秋田新幹線「こまち」号は全車指定で自由席はありません。
大人の休日俱楽部パスは指定席を6回までしか使えないため、2日目(帰りの角館駅から盛岡駅までも含めて)は、一部区間かつ条件有りでのみで使える指定なしで空き席を利用する制度を利用して乗車しました。なお、指定をお客さんが来られたら移動する必要があります。

駅から歩いて武家屋敷へ。とても素敵でした。おすすめです!

お昼は秋田名物の稲庭うどんではなく、お蕎麦屋「そばきり長助」さんへ。とても美味しかったです!(お蕎麦も有名らしいですよ)

さぁ、盛岡駅に戻ろう

おなかも満たされてくつろいだのも束の間、急いで角館駅に戻ります。またまた新幹線に乗車し盛岡駅へ。疲れました。

次のホテルは盛岡駅からすぐ近くの「リッチモンドホテル 盛岡」。こちらで2泊します。
開業してまだ日が浅く綺麗でとても心地よく、1階ロビーからコンビニに直結してたりでとても便利です。

駅前の様子

名物「じゃじゃ麺」をいただきます

晩御飯は盛岡名物の「じゃじゃ麺」を食べに、盛岡駅レストラン街の「白龍」さんへ。たくさんのお客さんで賑わっていて、とても人気のお店でした。美味しかったです!

じゃじゃ麺(小)
〆は「ちいたんたん」にしていただきます。
コミチ
コミチ

はじめは中(サイズ)を注文したのですが、お店の方が私の後ろに並んでいた女性の方に「中でもかなり大きいですよ」と説明されていたため、急遽、小に変えてもらいました。確かに小でもお腹いっぱいになりました。中だと大変だったかもです。

盛岡じゃじゃ麺【白龍】パイロン
盛岡名物、元祖じゃじゃ麺【白龍】パイロン

後編は↓から